昔は50%という高い合格率を打ち出していたことのある行政書士試験であります。しかし、平成18年度の出題科目や出題傾向の改正を経て、難関国家資格である中小企業診断士と肩を並べるほどその試験の難易度は年々上昇しています。ただ丸暗記しただけでは対応しきれない問題が急増したことが挙げられます。
学生時代は英単語や英文法等の学習に対し一夜漬けの暗記でなんとか乗り越えてこれた方でも、理解の伴わない暗記のみで法律系国家資格にアタックしようとするのはあまりにも無謀です。
人は分からない問題に直面するととりあえず覚えてしまおうとするワケですが、そのような理解のない学習法では脳にインプットされた知識は、「覚えては忘れる…」の繰り返しとなってしまい、いつまで経っても定着しません。
一方、理解の深まった知識は脳に定着します。法律系資格の受験生にとって六法全書は必携だとも言われていますが、一例を上げると行政書士六法に記載されている条文をそのままインプットするのではなく、具体的な事例と併せて理解することが昨今の行政書士試験において最ももとめられています。
このように、近年の行政書士試験は難化の傾向があり、理解のない暗記で太刀打ちできるような資格試験でないことを十分肝に銘じ、普段から英会話学習等においても理解しつつ暗記する習慣を心掛ける必要があるでしょう。
法律には難解な表現が多く、特に法律未履修者は難解な表現に困惑してしまうことがあるでしょうが、見慣れない表現は実タイミングに手を動かして書きながらインプットするのが効果的です。